ナチュラルペットフード

現在、日本のペット(犬・猫)の平均寿命は14〜15歳になっており、長寿・高齢化が進んでいます。ペットも人間と同じ生き物です。高齢になるにつれ体力の低下や病気に悩まされますし、健康のために適切な食事や運動は欠かせません。長寿化の背景には動物医療の進歩や室内飼育の増加など複数の要因がありますが、ペットフードの進化も大きく影響していると言われています。ペットが家族の一員として健康に長生きできるよう、近年、自然素材で作られた安全・安心な『ナチュラルペットフード』を求める飼い主が増えています。

なぜナチュラルペットフードなのか

2009年、ペットフード安全法が施行されるまで、ペットフードの安全性を規定する法律は日本国内法に存在しませんでした。この法律が施行された背景には、2007年にアメリカで発生した、化学物質の混入したペットフードによるペットの大量死事件が存在します。事件の当事国となったアメリカを始め、安全なペットフードを求める声が世界的に急増しています。

ナチュラルペットフードの特長

スタジオジビエニシワラのナチュラルペットフード「ベニソン」「鹿モツ」は、岐阜県郡上市で猟師によって捕獲された鹿を加工して作るジビエのペットフードです。近年、日本国内の各地で野生動物による農作物の食害や人への危害が相次いでいます。農家や住民の暮らしを獣害から守るためには、多くの地元猟師さんの協力が必要です。ジビエの活用機会を増やしていけば猟師の仕事が増え、捕獲される頭数は増えます。野生動物の数は減っていき、農家や住民の暮らしの安全が保たれるようになります。スタジオジビエニシワラは山間地での持続可能な暮らしの実現のため、ジビエの活用に取り組んでいます。また、「チキン&トラウト」でも地元食材のアマゴを用いることで、地域の食材の流通機会を増やしています。

製造の様子

加工が完了したチキン&トラウトです。
衛生管理された専用ハサミで一切れずつカットします。
乾燥剤を入れて袋詰をします。